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こんにちは、ぼびーです。
今回は、以前紹介したウッドデッキに後付けでウッドフェンスを製作した内容を紹介します。
ウッドデッキ記事と同様に、2021年にフェンス製作したものを記事にしていきたいと思います。
◆はじめに:ウッドデッキにフェンスをDIYするメリットや目的
ウッドデッキにフェンスをDIYすると、どんなメリットがあるのでしょうか?
今回は、ウッドデッキにフェンスをDIYする際のメリットや目的について紹介したいと思います。
ウッドデッキにフェンスをDIYすることで、以下のような効果が期待できます。
- プライバシーを守る ウッドデッキは、家族のくつろぎの場ですが、近隣の視線や騒音に悩まされることもあります。ウッドデッキにフェンスをDIYすると、目隠しや防音になって、快適に過ごせることでしょう。また、ペットや子供の安全も確保できると思います。
- 自分の好きなデザインや色で作ることができる 市販のフェンスは、サイズや形が限られていますが、フェンスをDIYすると、自分の好きなデザインや色で作ることができます。例えば、フェンス板の幅や長さを変えたり、扉をつけたり、塗装したりすることで、オリジナリティを出せます。
- 費用も安くできる DIYにした場合、費用も安く済みます。市販のフェンスは高価ですが、DIYなら必要な材料や道具だけで作れます。また、業者へ依頼した場合のような工事費、諸経費もかかりません。自分で作ることで、節約できるだけでなく、手作りの楽しさも味わえることでしょう。
これらのメリットや目的を持って、ウッドデッキにフェンスをDIYしてみたいと思います。
この記事では、ウッドデッキにフェンスをDIYするために必要なものとコツを紹介します。ぜひ参考にしてください。
◆必要なもの:フェンスをDIYするために必要な道具や材料をリストアップ
ウッドデッキにフェンスをDIYするために必要な道具や材料をリストアップしてみました。これらは、ホームセンターやネットで購入しました。
必要な道具
- インパクトドライバーもしくは電動ドリル
- 丸ノコ
- ドリルビット
- 下穴ドリル
- 木工用ドリル
- スパナもしくはソケットレンチ
- ハンマー
- のこぎり
- メジャー
- 水平器
- サシガネ
- クランプ
- サンドペーパー(木材のバリ取り)
- 塗装用刷毛
必要な材料
- 木材(フェンス板、支柱、)
- 支柱用金具
- L型金具
- スクリューボルト
- 基礎パッキン(プラスチック製のスペーサーで代用してもよい)
- 木材用ビス(ステンレス製で、フェンス材の厚みの倍の長さが望ましい)
- 塗料(防腐剤)
これらの道具や材料は、ウッドデッキのサイズやフェンスのデザインによって変わる場合があります。自分の作りたいフェンスに合わせて、必要な分だけ用意してください。
今回の製作にかかった費用が、約9万円でした。
杉板を使用すれば安くできたのですが、耐久性を考慮して厚みのあるヒノキ材を使用したことで費用が高くなりました。
◆コツ①:基礎と支柱をしっかりと作る
ウッドデッキにフェンスをDIYする際の最初のコツは、基礎と支柱をしっかりと作ることです。基礎と支柱は、フェンスの強度や安定性に影響するので、重要な工程です。
基礎の作り方
- ウッドデッキの周囲に、フェンスを設置する位置を決めて、印をつける。
- 印の位置に、基礎ブロックを置く。基礎ブロックは、水平器で水平になっていることを確認する。
- 基礎ブロックに、支柱用の木材を差し込む。木材は、フェンスの高さに合わせてカットしておく。
- 木材に、電動ドリルで下穴を開ける。下穴は、基礎ブロックの穴と合わせる。
- 下穴に、木材用ビスで固定する。
今回、わが家では既存のウッドデッキに後付けで取付ける形となったため、基礎はありません。
支柱の設置方法
- 支柱用の木材を、基礎ブロックに差し込んだ状態で、水平器で垂直になっていることを確認する。
- 支柱同士を、水平な木材でつなぎ仮止めする。
わが家の場合は基礎ブロックがないので、支柱をウッドデッキへ直接取り付けました。
- 支柱を目的の長さに切断し、端部へ水切り用の基礎パッキンを取付ける。
- ウッドデッキの束柱と支柱を合わせ、水平器で垂直を確認しクランプで仮止めする。
- 束柱と支柱に木工用ドリルで2ヶ所下穴を開ける(スクリューボルトに合わせる)
- スクリューボルトを締め付け、支柱を固定する。
- 支柱と束柱の位置が合わない箇所はL型金具で固定する。
- デッキ床面に支柱を立てる場合は、支柱金具を使用する
- 支柱用金具を床面に取付け、支柱を差し込み、クサビ形のスペーサーで支柱のグラツキを抑える。
- 金具と支柱をボルトで固定する。
- 各支柱の上部に笠木を取付ける。
これで、基礎と支柱が完成しました。
◆コツ②:フェンス板のカットや取付け方
フェンス板は、ウッドデッキの雰囲気やデザインに影響するので、自分の好みに合わせて選びましょう。
また、使用する木材も検討していきましょう。木材の種類についてはウッドデッキ製作記事で紹介したので参考にしてみてください。
フェンス板の取付け方法は、ウッドデッキの床板の張り方と同様で、強度を高めるために互い違いにしていきます。過去記事を参考にしてください。
フェンスの取付け
- フェンス板を、支柱の幅に合わせてカットする。カットする前に、メジャーで測って印をつける。
- 丸ノコで、印に沿ってカットする。カットするときは、安全に注意しましょう。
- カットしたフェンス板の端を、サンドペーパーで整える。
- フェンス板を、支柱の上段から取付ける。※最初のフェンス板は基準となるので、曲がりがないようにしましょう。
- 水平を出し、フェンス板をクランプで仮止めして、ビスで固定する。
- フェンス板同士の間隔は、自分の好みに合わせて調整する。間隔が広いと、視線や風が通りやすくなる。わが家はフェンス板の厚み分あけました。フェンス材の切れ端をフェンス板同士の間にスペーサーとして差し込み、固定しました。
これで、フェンス板が完成です。
◆コツ③:塗装の仕方
最後は塗装の方法です。塗装は、フェンスの耐久性や見た目を向上させますのでウッドデッキと合うように選定しましょう。わが家は扱いやすい水性キシラデコールを使用しました。
工程の順序としては材料を切る前に塗装をしておいた方が良いでしょう。
塗装の方法
- フェンスと支柱に塗料を塗る。塗料は、防腐剤や着色剤などを選び、刷毛やローラーで塗る。
- 塗るときは、木目に沿って塗る。
- 塗った後は、乾くまで待ち、乾いたら、もう一度塗る。二回塗ることで、仕上がりがきれいになる。
- 塗装の工程は木材をカットする前に行う方が塗り残しがなくなる。
これで、ウッドデッキにフェンスをDIYする方法が完成しました。自分で作ったフェンスで、ウッドデッキを楽しみましょう。
◆さいごに
今回、ウッドデッキにフェンスを取付けたことで、ウッドデッキの使い方や楽しみ方が広がりました。
フェンスは、ウッドデッキの雰囲気やデザインを変えるだけでなく、プライバシーや安全性も高めてくれました。フェンスを
また、DIYすることでコストも節約できました。業者に依頼すればかなりの金額になっていたでしょう。
フェンスを作る過程も楽しめました。道具や材料を選んだり、カットしたり、組み立てたり、塗ったりすることで、自分の手でフェンスを作っている実感が湧きました。もちろん、難しい部分や失敗した部分もありましたが、それも思い出です。
ウッドデッキ製作当初、フェンスは不要だと考えていましたが、フェンスがあることで、ウッドデッキがより快適になりました。家族でバーベキューをしたり、本を読んだり、日向ぼっこをしたりすることができます。フェンスは、ウッドデッキの魅力をさらに引き出してくれました。
最後に、ウッドデッキにフェンスをDIYすることをおすすめします。自分の好みに合わせてフェンスを作ることで、ウッドデッキの楽しみ方が変わります。ぜひ、挑戦してみてください。
読んでいただきありがとうございました。
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