【生後4ヶ月 斜頭症】ジュニアの斜頭について医師の診断を受けてきました

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こんにちは、ぼびーです。

昨日、ジュニアの斜頭について専門医の診断を受けて来ました。

生後2ヶ月くらいには現在の形状になってきており、3ヶ月あたりから妻のほうで向き癖を直そうとしたりなど、形状改善に努めてきました。

しかしながら、身の回りの人に相談しても「そのうち治る」「髪が生えればわからなくなる」など特に気にすることもなかった人が多かったようです。なので妻も私も向き癖を直すくらいしかしませんでした。

その結果、4段階のクラス3、中等症に相当する診断結果となってしまいました。

こんな感じです。

今回は、私たちの備忘録として専門医から言われた事を残していきたいと思います。

もし、お子様の絶壁や斜頭について悩まれているようでしたら、専門科医に相談することをお勧めします。

またこの内容についても私たちが医師から聞いたことをまとめただけですので、医学的な内容を伝えるものではありませんので、ご注意ください。

1歳半に成長したジュニアの斜頭について書いた記事はこちらになります。↓ 参考までに。

◆赤ちゃんの頭の変形についての悩み

新生児から注意しなければならないことの一つとして、うつ伏せ寝による窒息死と言われていると思います。それを防止する為に多くの方が仰向け寝をさせていると思います。

赤ちゃんの頭蓋骨は6種類8個の骨で形成されており、脳の成長を阻害しないように骨と骨の間に隙間を作っているそうです。その為、向き癖と呼ばれる一方向にばっかり向いて寝る癖ができてしまうと、その方向に後頭部が圧迫されてしまい、頭部の変形が起きてしまいます。

変形の種類としては「斜頭」「短頭」「長頭」があり、頭蓋変形については「病的頭蓋変形」「位置的頭蓋変形」の2種類に分類されるそうです。

病的頭蓋変形・・・早期に頭蓋骨がくっついてしまい、その部分の成長が阻害されて変形する。この場合のリスクは脳の発達障害、頭や顔面の変形への影響があるそうです。治療法としては外科的手術、術後の矯正ヘルメットの装着があるそうです。

位置的頭蓋変形・・・お産の時に頭が変形し、産後に平坦な面を下にして寝ることで斜頭変形が促進される。また正面を向いた状態が長いと後頭部が平坦になる、絶壁になる。リスクとしては頭蓋変形、運動神経発達遅延などを引き起こす場合がある。(噛み合わせ不全など)治療法として向き癖の矯正やヘルメット治療があります。

変形による悩みとして

  • メガネがズレやすい
  • 顔の歪み
  • 肩こり、頭痛
  • 帽子がまっすぐ被れない
  • 髪型が似合わない、ポニーテールができない

などが挙げられます。

しかしながら医師曰く、この悩みについては医学的な根拠は全くなく、運動神経の発達遅延についても根拠はないとのことでした。歯の噛み合わせが悪いと運動神経が良くないとも言われているが、頭の変形がなくても噛み合わせが悪いこともあるし、運動神経が良くないことを頭の変形のせいにしている人はいないと思うと言われました。

確かにスポーツが苦手である理由に頭の変形は挙がらないのではないかと思います。

◆斜頭症のクラス分け

斜頭症は4段階のクラス分けがされており、頭部の決まったポイントを計測してそこから数値を比較して段階を評価していくそうです。

クラス1・・片側の後頭部扁平のみ、もしくはごく軽度の同側耳介変位(1cm未満)                         

クラス2・・同側の耳介変位を認める(1cm以上)

クラス3・・さらに同側前額部の突出を認める

クラス4・・さらに眼窩骨の変形及び頬部、下顎骨の変位を認める

なんか、難しい言葉も出てきてわかりにくいのですが、ポイントとしては

  • 頭頂部から見た時の耳の前後位置のズレ
  • おでこの突出
  • 顔の変形

と説明されました。

うちのジュニアは耳の位置が1cmくらいズレており、左のおでこが若干突出しているので、クラス3寄りの診断でした。重症に近い感じってことですね。

もう一つ、計測による重症度分類もあるそうです。説明できないので、画像載せておきます。

計測の結果、ジュニアは中等症に分類されました。

私たちは最重症の結果になるのではないかと思っていたので、少し安心もしたのですが、微妙な結果なので矯正治療すべきか悩むことになりそうです。

◆今後の対策として

ドーナツ枕の使用

ドーナツ枕は後頭部にかかる荷重を分散させるのに有効らしく乳児期から使用すると効果があるらいしいですが、それも3ヶ月から4ヶ月くらいまで、それ以降は枕の改善だけでは変形は改善されないみたいです。また早い時期に枕を使用すると頭が持ち上げられ窒息する危険もあるそうです。

私が購入したベビー枕はこちらです。

人気のある商品ですが、どっちがいいか判断できないのでお昼寝用と寝室用に二つ買いました。どちらも寝やすそうにしています。

アドコー方が枕カバーがあるし、寝返りしだしてからも使えそうなので、より長く使えるんじゃないかと思います。

寝かせる位置、向きの工夫

ベッドであれば授乳のたびに頭側と足側を交互に入れ替えや、起きている時間に睡眠時に向きやすい方向と逆に両親が位置取りをする。

タミータイム(Tummy time)を作る

  • うつ伏せにして過ごす時間を作る。(必ず監視しておく)
  • 一日2~3回、5分程度から始め、目が覚めた直後に行う
  • 徐々に延長して30~60分はうつ伏せで過ごす
  • 寝返りができるようになるまでは顔が正中位に向いたままのうつ伏せ寝は注意する
  • 大事なのは毎日1時間程度、重力から解放すること

ヘルメット治療

3Dプリンターで赤ちゃんの頭に合ったヘルメット(外殻)を作製し、内側にクッションを入れてその厚みを調整して矯正する。

  • 成長を待機させたい側(長軸方向)のクッションは厚くして、成長を促したい側(斜頭側)のクッションを薄いものに変更する
  • 長軸方向と斜頭側がある程度成長し、スリットの開き幅が大きくなったら長軸方向も薄いクッションに変更する
  • 費用は49万5千円(税込、調整など全て含む) ※保険適用外
  • 2~3週毎に受診し、調整する
  • 治療開始推奨月齢・・・2~7ヶ月(7ヶ月以降は成長が鈍化傾向)
  • 装着期間・・・6ヶ月(生後3ヶ月など早期に開始の場合は3~4ヶ月で良好な結果になることがある)
  • 一日の装着時間は23時間(入浴時以外は装着)

◆私たちの結論

今回の診断までにネット記事やインスタで色々調べましたが、結局のところ自分のことではないのでわが子に当てはまる情報ではなかったんですよね。

インスタとかは実際に治療した方が発信しているので生の情報が入るのはありがたい反面、とても不安になることもありました。

私たちの住む地域の病院にちょうど専門科があったために、医師の診断を受けましたがそれがなければネット情報を鵜呑みにしてジュニアの将来ばかりを悲観していたと思います。

最初はヘルメット治療を薦められると覚悟して行きましたが、結局のところ頭蓋変形による障害などは医学的根拠がない、うちのジュニアについては成長に伴いもう少し改善するかもしれない、そして頭の変形を治療するかどうかは親の価値観次第とのことでした。

妻も私も医師の言葉を聞けたことで悩みも解決に向かいましたし、ヘルメット治療はしない方向になるでしょう。

「変形していても大丈夫」と専門医に言ってほしかっただけだったのかもしれません。

ヘルメット治療はしないにしても、タミータイムをしっかりとって、なるべく頭に荷重をかけないようにしてやりたいと思います。この話を聞けただけでも価値のある時間でした。

しかしながら懸念しているのは、頭の変形が将来いじめのきっかけにならないかが心配になります。こればっかりはなにがきっかけになるかはわかりませんから今からそんなことを考えても仕方がないのですが。。

なんにせよ、頭の形が変形してるのも我が子は可愛いですし、親の気持ち次第ですので、同じように悩んでいる方がいたら、早いうちに近くの専門科医に相談することをお勧めします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント

  1. こけこっこ より:

    初めてブログを拝見させていただきました
    うちの娘も現在丁度4ヶ月で、昨日専門医で頭の形を診てもらいました
    結果は13.8のズレで、ギリギリレベル2といった感じで、ヘルメット治療をするかしないか、決めるのにとても悩むラインです
    明日には結論を出さないとヘルメット治療の効果を出せる月齢のギリギリ
    するか、しないか、悩んでいたところ、このブログを読み、とても参考になりました
    我が家も、枕を使ったり、タミータイムを積極的に作る等の方向を取ろうとは思いつつ、でも、それで、治らなかったら、、、と、不安にもなりましたが、同じような環境の方のブログを拝見して心が軽くなりました

    ブログを発信してくださり、本当にありがとうございます

    お礼の気持ちをどうしても伝えたく、コメントさせて頂きました

    • ぼびー より:

      初めまして、コメントありがとうございます。
      ブログで発信をしてからお礼のお言葉をいただくのは初めてで、とても嬉しいです。

      ヘルメット治療はどうしても期限を通達されるので悩んでしまいますよね。

      明日までに結論とのことなので、この返信を読む頃にはもしかしたら結論が出ていると思いますが、うちの息子の現状をここで少しお話しさせていただきます。

      専門医に相談して、斜頭症のブログ記事を書いてからおよそ一年近くなりました。
      月齢4ヶ月から6ヶ月辺りではもう斜頭の悪化は見られませんでした。特に寝返りをするようになって以降は悪化の心配はありませんでした。
      これは枕やタミータイムの効果による結果かは定かではありません。

      それからは頭の形状はほぼ変わらずに、そのまま全体的に大きく成長していってます。

      はっきり申し上げて一度変形したら枕や頭の向きを変えるだけではもう丸くなることはありませんでした。若干マシになったと思う程度です。

      ですが一歳になる頃には髪の毛のボリュームが増え、頭の形状は触らなければわからない状態になっています。
      息子の場合は斜頭の他に頭頂部がとんがっているのでそっちの方が気になっていますが、それも親だからわかるだけで他の人は誰も気にしていません。

      将来のことを考えるとこれがコンプレックスやイジメの原因などになるのではないかと、色々と考えることもありましたが、未来のことは誰にもわかりません。無駄でした。

      私たちは専門医に相談したことで、ネットで知り得た情報にはほとんで医学的根拠がないと言われ、気持ちが軽くなり治療をしない選択をすることができました。

      こけこっこ様が今とても不安な気持ちであることは重々承知しておりますが、我が家のように斜頭症のことを気にせず過ごせる日がやってくることを願っております。

      この度はコメントありがとうございました。

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